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3日目(ウィーン1日目) [旅行]

ウィーンに到着してすぐに、ホテルの近くを散策してみました。
ウィーンの中心部にある繁華街は、主に3つの通り(ケルントナー
通り、グラーベン、コールマルクト)から構成されています。まずは
オペラ座の角を曲がって、ケルントナー通りを歩いてみました。
写真には映っていませんが、至る所地面を掘り返して工事を
しています。冬の寒さの厳しいオーストリアでは冬の間は工事が
できないため、春が到来して暖かくなると急にあちらこちらで
工事が始まるのだそうです。
夏に向かう5月は、ちょうど工事の最盛期のようでした。
ハースハウス.JPG

ウィーンには、“ユーゲント・シュティル”(世紀末建築)と呼ばれる
様式の建物が数多く残されています。下の写真は、そのうちの
一つである“American Bar”です。
ケルントナー通りから、少し脇道に入ったところにあります。
アメリカンバー.JPG

ケルントナー通りをまっすぐ歩いて、シュテファン寺院が
見えてきたら、ハースハウス(2つ前の写真の建物です)
の角を左に曲がるとそこがグラーベンとなります。
ブランドショップやオープンカフェが並ぶ、歩くのがとても
楽しい通りです。この日も、平日の昼過ぎにもかかわらず
大変にぎわっていました。
みなさん、お仕事の方は・・・[わーい(嬉しい顔)]
グラーベン.JPG

グラーベンを突き当りまで歩き、Cartierの角を左に曲がると
コールマルクトに入ります。コールマルクトは、そのまま王宮まで
続いていますが、王宮の少し手前の右側に写真の“マンツ書店”
があります。
これも、世紀末建築の代表作の一つです。
マンツ書店.JPG

ウィーンで最初に入ったカフェは、Oberlaa(オーバーラー)です。
甘すぎず、しっとりとした味わいは、男性にもオススメです。
お茶時だったせいもあるかもしれませんが、ほぼ満席でした。
軽食のメニューも豊富なカフェです。
オーバーラー.JPG

カフェのあと王宮の辺りを散策してリンク(ウィーン中心部を
囲む環状道路)を歩いて、ちょうどオペラ座に差し掛かったところで
時計を見ると、開演の1時間ほど前でした。立ち見席のチケットを
買うのにちょうどいい時間だったので、入ってみることにしました。
この日の公演は、ワグナーの“ニーベルングの指環”の第一日
「ワルキューレ」でした。“ニーベルングの指環”は、三日と一夜
のための楽劇(歌劇ではない)と呼ばれる大作で、日本でも
なじみの深い作品だと思います。それぞれのタイトルは、次の
通りです。
 ・序夜:「ラインの黄金」
 ・第一日:「ワルキューレ」
 ・第二日:「ジークフリート」
 ・第三日:「神々の黄昏」
(ぱおのオペラ知識では、ここまでの説明が限界です・・・。
すみません・・・[ふらふら]。)
ウィーンでは、同作を一週間かけて公演するのだそうですが、
ちょうど今年から演出が変更になっており、この週は変更後
初めての公演になるのだそうです。
オペラ座03.JPG

チケットを買ったのは、4ユーロの2階平土間です。開演まで
時間があるため、自分が確保した場所の前の手摺にハンカチ
を巻きつけて(これで、そのスペースが確保済みという印に
なります)オペラ座内の散策に出かけました。
開演30分前くらいまでは、4ユーロのチケットでは入れない席
まで自由に見学することができます。
オペラ座01.JPG

オペラ座の舞台と、ウィーンフィルの楽器たち。
オペラ座04.JPG

今回は、主にウィーン市街中心部の散策をお届けしました。
続きは、次回リンク郊外の宮殿とホイリゲ(ウィーン版居酒屋)
までをご紹介する予定です。
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